「やっぱり、旅行前に検査受けたいから予約してくれる?」
昨日母からの言葉。元々便秘がちで3-4日に1回の排便が最近では1週間出ない。
出る時は痛くもなんともない。コロコロ便の時があれば緩い時もある。もし旅行中に何かあったら2人に悪いから。がんの心配があって。
始めは、ちょっと心配しすぎでない?10月入ってからでも大丈夫でない?と思っていたが、母の鬼気迫る迫力に負けて、クリニックを予約することにした。
クリニックは駅前に最近できた内視鏡専門クリニックで、上部(胃)、下部(大腸)両方やっているという。内視鏡の苦痛を麻酔や鎮静剤を使用して極力痛みを減らして
行う方法を取っている事、院長が女性で話しやすそうである事、グーグルマップの口コミが比較的良いことでこのクリニックを選んだ。WEB予約で来週に予約がとれたものの、はて受診→いきなり内視鏡はできないだろうと思い、電話で問い合わせた所、事前の問診が必要であると。そこで今日問診を受けられないかと聞いてみたところ可能と
いう事で急遽午後に初回の問診を受けに行く運びとなった。母に連絡したら「よかったー。」と安心していた。
近くのショッピングモールに車を駐車し、時間が余ったので予約時間まで母とコーヒーショップでお茶をして待つことにした。たわいのない色々な話をして。
クリニックはまだ開院したばかりで、きれい。静かにBGMが流れていてホテルのロビーみたいにやや照明がオレンジでリラックスできる感じの場所でした。
患者さんは予約制なのか、その時間は空いていたのか自分たちの他に1-2人位でした。
私も女性の院長先生の受診に同席しました。母の話をてきぱきしながらも優しく聞いて下さり、検査は必要なのでしましょう、便が出るように下剤を出しますと2種類の下剤を処方してくれました。酸化マグネシウム(便に水分を入れて便を軟らかくする薬)、ラキソベロン(腸の動きをよくする、強めの薬。10-15滴水に溶かして飲む薬)
受診後、採血と当日の流れについて説明あり。お会計(現金は自動支払機)をして終了。帰りは少し雨が降っていました。
母は、医師受診したこと、内視鏡検査ができる事に安心して笑顔になっていました。
自分で検査を受けたいと言ってくれた事もうれしかったし、なにより安心してくれたのが娘としてほっとしました。私も最近3年位下部内視鏡を受けていないのでこのクリニックで受けてみたいと思いました。
今は休職中なので気軽に病院の付き添いができる事はよい事です。ふと、一緒に病院にいったり、カフェで何気なくおしゃべりした事も数年いや数十年したら思い出になってしまうのかなと考えるとちょっと寂しくなります。最近は母と旅行に行ったり、病院に連れていったりするたびに「思い出になるのかなー。」と考えてしまいます。何だかその時その時をかみしめる事が若い時と比べて大切にしている、まさに「今でしょ」感覚です。これは自分人生折り返しにきているからなのか。ただいま絶賛親孝行キャンペーン中!