管理栄養士ぺけちゃんの日記

管理栄養士ぺけちゃんの日常できごとや思いをつづります。

着物から学んだ事

現在、着付け教室に月1回通っています。開始したのが2004年。今年で20年経過します。しかし、途中約9年お休みしていたので実質は11年位です。

自装(自分で着る)、他装(人に着せる)は一応できます。一応というのは着せられるというレベルで「きれいに手早く着せられる」はまだまだです。着付けは学べば学ぶほど奥が深いです。

 

 着物が着られると何がよいのか?(あくまで私個人の経験です)

1.結婚式やお祝いに着物で行くと喜ばれる。新しく服を買う必要がない。

 20代半ばから着付けを習い始めてからは結婚式はすべて着物で参加しました。

 

2.ハレの日でなければ、自由に好きな着物を着てもよい

 ハレの日は他の方が主役だったりするのでそれはルールを守ります。

普段は比較的自由に着物を着たりすることができます。最近は和洋折衷で着ている

方もたくさんいます。自分の趣味じゃない方の着物姿をみるのも好きです。

 

3.洋服にはない組み合わせができる

洋服だと柄ON柄はハードルが高くても、着物はできてしまうし、組み合わせが合えば楽しい。その組み合わせを考えるのも楽しいのです。

 

4.着物を着ていると丁寧に扱われる

飲食店やお店に入った時に、店員さんに丁寧に扱われます。あまりきていないからでしょうか?

 

5.ハレの日に大変喜ばれる

結婚式に着物を着ていく人は非常に少ないので、逆にとても褒められたり喜ばれます。

 

6.ファッションセンスを学べる

着物と帯の組み合わせだったり、半襟帯揚げ、帯締めなど小物によって印象が変わってくるのでそれを考える事で私は洋服選びの時の参考になったりもしました

例:

単体で着るとダサく見えるブラウスを上にカーディガンやセーターを着て見える面積を増やすとおしゃれに見える(着物と半襟の関係みたいな)

季節感を感じさせるような服選び、色味を意識するようになった

 

7.人間観察が楽しい

街で着物を着ている人を観察するのが好きです。その人の体形、着物・帯・小物の組み合わせを見るのが楽しいのです。自分では考えない組み合わせをみると参考にもなります。着方もいろいろでとにかく飽きません。あくまで観察だけで着物警察はしません(本当に着崩れている人がいたら声を掛けてしまうかも)。

着姿が素敵な人なら「素敵ですね」と声を掛けたくなります(なかなかできませんが)。

着物を洋服と一緒で「今日は着物にしよう」と何気なく普通に着られる生活にしたいです。和装もコスプレの一種ですね。洋服とは違う自分を演出できる。楽しいです。

もっと着物を着た人が街に少しでも多くいたら楽しいと思います。

 

 今はリユースショップで着物や周辺小物を買えるようになったので昔(20年前位)ずいぶん着物を始めやすくなったと思います。昔は普段着できていたのですから。着物が普段着だった頃は結構みんなゆるゆると着ていました。レンタル着物も随分増えました。レンタル着物きっかけに自分で着たいと考える人が増えるといいなと思っています。