今日は、母と音楽鑑賞に行きました。オトムスビ・フェスティバル2024という音楽
イベントです。5部制に分かれていて、私達は室内楽、ピアノ、オペラに参加。いろいろ詰め合わせのイベントです。
ウエスタ川越小ホールで開催されていました。私達は大ホールは行ったことがあるのですが、小ホールは初めてでした。入口付近には、イラスト作家、絵文字作家さん、オトムスビのバッジやアロマグッズ販売等のコーナーがありました。
通常の室内楽は、ステージがあり、ある程度の人数で構成されているのですが、今回のオトムスビさんは、バイオリン1、チェロ1、フルート1、クラリネット1、ピアノ1、パーカッション1とかなり少人数でした。ステージも段差がなく、ステージと客席の距離が2メートル位です。かなり近くで演奏を聴く事ができます。
始めは、各楽器のソロ演奏から始まりました。バイオリンは「チャルダッシュ」、「愛の挨拶」等、各楽器の曲はクラッシックでかなり有名な曲ばかりで全部聴いた事があるのでとても聴きやすかったです。すぐそばで見る演奏は迫力がありその繊細さに
驚きました。室内楽のメンバーでの合奏も4曲位あり、面白かったのは「ボレロ」を
演奏する時にスネヤドラム(小ドラム)はいつもは一番後ろなのですが、他の楽器の半円の真ん中、通常なら指揮者がいる位置にいて、これぞメインの位置で普段なら絶対ない場所での演奏が面白かったです(ボレロは打楽器の人はひたすら同じリズムを曲の初めから終わりまでずっと演奏するので疲れるらしい)。
室内楽が終わり、休憩で40分位あるので隣のコーヒーショップで紅茶を飲んで休み、
次はピアノ演奏です。ピアノは主催者の吉田太郎さんの演奏で、ショパンの曲やその他数曲を演奏していました。ピアノの繊細な音に素敵だな、と思いました。ピアノが弾けない人とコラボするコーナー(ピアノ未経験者のひとが指2本でドの音を引いて、伴奏を吉田さんが付ける)も伴奏がとてもきれいで指2本の演奏を引き立てていました。
ピアノがおわり、オペラまで1時間ちょっとあるので、隣のパスタ屋さんで夕食を食べました。前の席を取りたいので、開演20分前に入口に行きました。リハーサルが押していたのか、開場は10分前(予定では15分前)になり、一番前の真ん中の席を取りました。
オペラは、カルメンのハイライトシーンをピックアップした演目でした(通常のカルメンは3時間位かかる)。母がオペラを見たいという希望で、初めてのオペラではちょうどいいという事で今回このイベントを申し込んだ事でもあります。
音楽はピアノ伴奏でした。今回は40センチぐらいの舞台ができていました。それでも通常の劇場で見るより演者と観客が近いので、オペラを近くで見ることができました。
演者さんの声それぞれが会場内に響きわたり、気持ちいいぐらい声が伸びていて聴いていて爽快でした。途中15分の休憩をはさみ、再開。1時間15分のハイライトシーンは無事に終了しました。カルメンの話自体も(結末)こうだったんだ、とわかりました。
最後は、出演者全員出てきてのフィナーレとラデツキー行進曲で会場内全員で盛り上がり終了しました。オトムスビの目的は音楽(クラッシック等)の裾野を広げる活動だそうです。母は「昔の貴族が自宅に音楽家を呼んで演奏したみたいで贅沢なステージだったね。」と大興奮・大喜びしていました。
チケット準備等は、色々あっていけないかもと思っていましたが、当日支払い、引き換えの連絡がきて、イベントに参加できてよかったです。やはり、プロの演奏を近くで見るのは感動しました。5時間位の盛りだくさんイベントでした。